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「問い合わせが増えない」とき、最初に見る3つの数字
「ホームページからの問い合わせが増えない」という相談をいただくとき、多くの場合、最初に話題になるのはデザインや文章です。ただ、実際に原因を調べていくと、見た目の問題より先に「数字を見れば分かる詰まり」が見つかることがほとんどです。
この記事では、問い合わせを増やしたいときに最初に確認すべき3つの数字と、確認する順番を紹介します。どれもGoogleアナリティクス(GA4)とSearch Consoleがあれば無料で確認できます。
数字1: そもそも何人来ているか(訪問数)
最初に見るべきは、サイトに何人来ているかです。当たり前に聞こえますが、ここを確認しないまま「ページを直す」判断をしてしまうケースが本当に多くあります。
仮に問い合わせ率(訪問者のうち問い合わせに至る割合)が1%だとすると、月100人の訪問では問い合わせは月1件です。この状態でページをどれだけ磨いても、問い合わせは月2件にしかなりません。訪問が少ない段階での最優先は、ページの改善ではなく流入をつくることです。
目安として、月の訪問者が数百人に満たない場合は、先に検索経由の流入(コンテンツやローカル検索)、または少額の広告テストを検討する方が、改善の効果が出やすくなります。
数字2: フォームまで到達しているか(フォーム到達率)
訪問がある程度あるなら、次に見るのは「問い合わせフォームのあるページ・位置まで到達している人の割合」です。
ここが低い場合、原因はページの途中にあります。よくあるのは、最初の画面で「自分に関係がある内容だ」と伝わっていない、問い合わせボタンが目立たない・スマホで押しにくい、ページが長すぎて途中で離脱している、といったパターンです。
特にスマホは要注意です。BtoBでもスマホからの閲覧比率は年々上がっており、「PCでは問題ないのにスマホだと問い合わせ導線が消える」サイトは珍しくありません。
数字3: フォームで諦めていないか(フォーム完了率)
最後に見るのは、フォームの入力を始めた人のうち、送信まで完了した人の割合です。GA4でフォーム開始(form_start)と送信完了をイベントとして計測しておくと、この数字が取れます。
ここが低い場合の原因はフォーム自体にあります。入力項目が多すぎる、必須項目が分かりにくい、エラーが出てもどこを直せばいいか分からない、といった点です。項目を必要最低限に絞り、エラーを項目ごとに表示するだけでも、完了率は目に見えて変わります。
この順番で見る理由
3つの数字は「流入 → 到達 → 完了」という順番で並んでいます。上流が細いまま下流を直しても効果は限定的なので、必ず上から順に確認します。
逆に言えば、この3つの数字さえ計測できていれば、「何となくデザインを変える」のではなく、詰まっている場所だけを直すことができます。改善の費用対効果がまったく変わってきます。
ADYREC.の無料相談では、この3つの数字を一緒に確認し、どこから直すべきかを整理しています。計測がまだ入っていない場合は、計測の入れ方からご案内します。

安井 靖志
株式会社ADYREC. 代表取締役。広告運用、ホームページ改善、システム開発、AI業務効率化をまとめて支援しています。